コートールド美術館展に行ってきました

こんにちは。

Mónicaです。

 

コートールド美術館展に行ってまいりました!

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朝ほぼ入館時間に入ったので

土日とはいえそんなに混んでませんでした。

 

コートールド美術館とは

ロンドンにある美術館で、

繊維業で富を得た

コートールドさんのコレクションの美術館です。

主に印象派を多く所蔵しているそうです。

 

マネ、ゴーギャンドガシニャックシスレー、モネ、スーラ、ルノアール

そして私の大好きなセザンヌ!!!

セザンヌは当時酷評される中、

コートールドさんは彼の作品を多く購入したそうです。

ありがとう!ミスターコートールド!!!

 

出てる作品が教科書に載ってるようなものばかりなので

あまり美術館行かない…という方にもおすすめです。

また、メインの作品には別パネルで説明書きもありました。

(部分に矢印があって

こういう表現ですとかの説明がしてあるなど)

 

私が一番好きだったのはモディリアーニの作品。

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ポストカード買っちゃいました。

モディリアーニって

目の表現が瞳孔がなくて首が長いイメージでしたが

この作品は首も傾けてるし、目もつぶってます。

なので他の部分に注目してみる事ができたのですが

すごく肌の表現がきれいでした。

顔の肌と体の肌の表現方法が違っていて、

顔の方は大きい筆運びな感じだったのですが、

体の方はチョンチョンという筆のタッチでした。

この表現方法のためか

顔はツルっとした陶器のような質感、

肌は柔らかくて暖かそうな質感が表現されてました。

すげえモディリアーニ…!

 

後、大好きなセザンヌ先生は

やはりいい…!

(なぜ好きなのかはまた別の機会に…)

私は静物画の方が好きなのですが

今回は風景画の方が印象的でした。

 

セザンヌって本とかで見ると厚塗りに見えるんですが

本物見ると実は薄塗りなのにびっくりします。

あれ?これキャンバスの地が見えてる?

何なら色重ねてない…?というものが多いです。

特に風景画は。

また絵の具を混ぜないでチューブのままで使ってるのかも…?

とも感じました。

パレットで色を混ぜないで

キャンバスの上で色を重ねる事によって

表現している感じでした。

日本画ってそういう表現方法なんですよね。

偶然かしら?それとも…

と思うと日本画をやっていた人間として

またセザンヌ先生が大好きになりました。

 

絵って本で見ればわかるでしょー?

本物見たって…

と学生時代は思ってましたが

本物は絶対見に行った方がいい!!!!

何故なら↑に描いた通り、

本物を見ないとわからない表現方法があるから

です!

 

印象派ってあまり見た事ないな…

という方もオススメな展覧会です。

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