「膠」←何て読むか分かる???

こんにちは。

Mónicaです。

 

前、この記事で↓↓ 

monica-la-colorista.hatenablog.com

 

「膠」の話をすると書きました。

何て読むか分かりますか?

「にかわ」です。

日本画で絵の具を定着させるために使うものです。

原材料は動物の皮とか。

学生の頃は「三千本」というものがありまして

 

 

これを程よい大きさに折って

水に漬けてふやかして温めると茶色い水状のものになります。

それを私たちは使っていました。

 

これは「生もの」なんです。

なので冷蔵庫に保管します。

冷蔵庫にいれておくと固まって

ゼリー状になります。

使う時はまた温めて使います。

 

けど「生もの」なので

消費期限があります。

三千本だとだいたい二週間か三週間かな。

「どうやって期限が切れたって分かるの?」

それは

「におい」です。

放置していくと

洗ってない水槽のにおいになっていきます。

そうなったら絵の具が定着しなくなるので破棄します。

 

なので夏休み前に捨てておかないと大変な事に。

夏休みあけ、おそるおそる見てみると

カビが生えてたりします。

 

教室には専用の冷蔵庫があるので

そこに保管しています。

 

長い休みの後

その冷蔵庫付近から声がします。

「モニカー!モニカの膠、これいつの?!?!」

「うわわ!すぐ捨てる!!!」

「「「くせえええええええ!!!!!!」」」」」

みたいな事よくありました笑。

 

後、先ほど三千本は程よい大きさに折って…と書きましたが

けっこうこれ硬いんです。

少し硬い小枝くらい。

まだ入学してすぐの頃。

分からず普通に折ろうとしたら

ばーん!!!って

ばらまいてしまいました。

クラスメイト「わ!それ雑巾とかに包むんだよ!」

私「えっ!そうなの?!ごめん!!!」

周りの子がバーッて私を見て恥ずかしかった記憶があります。

 

後、膠は腐ってなくてもくさいんです。

何ていうのかなあ…動物のにおい?

野生の動物の皮膚をすごい至近距離で嗅いだにおい???

それが今日触ってなくても

何だか自分から匂ってるような気がするんですよね。

なんだろ、毎日使ってるから

毛穴から入っちゃうのかなぁ…

 

なーんて

誰も得しない事をバラバラ書きました。

 

後、日本画を専攻していた人にはわかる、

あるあるとかいっぱいあるけど…

・ドーサ作りすぎて残る。

・天然なんて使えない。新岩絵の具ばっか。

・三六って本当は何サイズ?尺?

・裏打ちが面倒。

・裏打ち、糊を作るのがもう面倒。

 

などなど…

だけどそんなの書いたって…

分かる人マジで少ないから…

書かない笑

 

今日はいつもより自己満足のブログになってしまった!!!!!!笑