読書感想文のような心の叫びのような…

こんにちは。

Mónicaです。

 

今週のお題「読書感想文」

 

ちょうど今日読み終わった本があるので参加させていただきます。

 

読んだ本はこちら。

 

美術展の不都合な真実(新潮新書)

美術展の不都合な真実(新潮新書)

 

 

作者はもともと国際交流基金で展覧会企画をやっていた方です。

なので裏事情に詳しい。

 

そうそうそれ!!!!!!!!!!!!!

みたいな内容が多すぎた…。

 

詳しくはゼヒ読んで頂きたい!ので書きませんが

 

なぜ美術館が混んでるのかの理由が書かれてます。

混みすぎてて展覧会の入り口で立ち尽くした事が何回もあります…。

 

まず都美術館で開催されてた「若冲展」。

混んでるだろう、と思い

金曜は20時までやってるので

それを狙っていったのに

入口の所で

「入場まで3時間待ちでーす!」

とアナウンスが!

「えええ!映画一本見られる…!」

と怖気づき、

他の展覧会に行きました。

 

後はトーハクで開催された「鳥獣戯画展」

これも入るのに3時間かかり、

有名な絵巻を見るには更に1時間以上かかるとの事で…

もう何だか訳わからん!!

とその時は諦めて帰りました。

 

読んでてすごく感じた事は

「日本は美術に対しての姿勢が軽すぎる!」

という事。

だいたいの美術館の館長は

美術の知識がない人が多いとの事。

もうその人選をしてる所からおかしい。

病院の院長は医者なのに

美術館の館長はそうではない人が多いのはなぜ…????

 

「いやいや、命と天秤にかけないでよ」

と思われるかもしれませんが、

芸術家たちが命をかけて作ったものを

粗末にするのはいけない事だと思うのです。

 

周りに学芸員で働いている方が何人かいますが

みなさん、作品に対して真摯だし

知識も豊富で本当にすごいです。

 

そういう人たちが上にたって

改革していけば

日本の美術界も変わるんじゃないかなーと思いました。