浅草歌舞伎昼の部の「寺子屋」

こんにちは。

Mónicaです。

 

浅草歌舞伎観劇してきました!

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毎年お正月に浅草公会堂で公演される歌舞伎。

「若手歌舞伎俳優の登竜門」として

20代から30代前半の役者さんが大役を演じる公演です。

 

久しぶりに観に行きました。

前はお兄さんがやってる公演だったのに

いつの間にか年下が多くなってしまった。

甲子園みたいな現象になっとる笑

 

浅草公会堂は駅から少し歩きます。

けど 大通りを歩いていけば看板が見えてくるのでわかりやすいです。

 

 前回見た時は

役者さん、みんな一生懸命に演じてて。

もうベテランの役者さんは抜く所は抜く作業ができるのですが

若手さんはそれをしないんですよね。

どのお仕事も同じですが。

それで観てる方も一生懸命になってしまって

すごく肩こってしまった記憶があったので笑

今回は「気楽に気楽に」と自分に言い聞かせながら

観劇させていただきました。

 

私は第一部を観ました。

演目は

一、花の蘭平

二、菅原伝授手習鑑 寺子屋

三、茶壷

です。

一と三は舞踊です。

今回は二の寺子屋の感想を書かせていただきます。

 

菅原伝授手習鑑とは

天満宮でも有名な菅原道真が主人公の作品。

道真は藤原時平の策略で島流しにされてしまいます。

息子の菅秀才も殺すよう命じられますが、

道真の弟子である武部源蔵に託し、

源蔵夫婦の息子として匿っていました。

が、そのことがばれてしまい、

菅秀才の首を差し出すよう命じられてしまいます。

時平の家臣である春藤玄番と松王丸が首の確認をするため

源蔵の自宅にやってきます…

…簡単に書くとこんな感じです。

 

歌舞伎の中でも人気の演目で

私も何回も見せて頂いてます。(うわぁ!えらそうに!!!笑)

 

この演目でもキーパーソンになってくるのは

源蔵と松王丸、そして松王丸の妻である千代です。

この千代が私の中ではかなり重要で!

私の好きなシーンがあるんですが

だいたい感動して泣いちゃうんですよね。

 

今回千代の役は女方である坂東新悟さんでした。

私は基本女方さんが好きなんですけど

新悟さんも好きです。

 

なのでけっこう期待していました!

 

登場シーンも品があっていいし、

せりふ回しも大人の女性の雰囲気でした!

 

そして問題のシーン!

途中まですごく良かったんです!

ウルっときたんですけど

やっぱり若い役者さん100%、いや1000%の力でやってらっしゃるので

少し私には強すぎた…!

もう少しおさえてやってくれたら最高でした!

 

これ本当に注意していただきたいんですが

シロウトな私の個人の感想ですので!

本当にすみません!!!!!偉そうで!!!!!

 

いやあやっぱり女方はいいなぁと思った一日でした。