「七都市物語」読んだよ

こんにちは。

Mónicaです。

 

夫からこの漫画を借りて読みました。

 

 

 

七都市物語です。

銀河英雄伝説」や「アルスラーン戦記」の

田中芳樹先生原作です。

 

夫が田中先生の作品が好きで

銀英の事も熱く語ってきます。

 

銀英は最近リメイクされたものを

(無理矢理 笑)見せられています。

けど旧作の方で見たい。

 

七都市物語に話戻しますね!

ネタバレになってしまうかもなので要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと三国志が好きな私には

最高な作品でしたよ!

三国志の中でも

政治的な話よりも

軍略の話の方が好きです。

七都市物語も相手の国をどう攻めるかというお話なので

すごくおもしろかった。

 

その中でも印象的だったのは

ギュンター・ノルトが独裁者のラウドルップを射殺するシーン。

ノルトは大好きな妻がいたのですが病気で亡くなっています。

が、その原因がラウンドルップのパレードで

道が通行止めになり救急車が病院に行けなかったからです。

 

そのシーンを見た時の私

「ちょ!!!董卓を暗殺する呂布じゃーん!!!!!!!!!!」

と叫んでいました笑

 

ノルトは独裁者を殺して一躍英雄になりますが

民衆の声にいたたまれなくなり

他国に亡命します。

 

ここ!いいよね!

多分少年ジャンプだったら

「優しい王様の誕生!

ここから地球は平和になっていきました。

チャンチャン♪」

になる所ですが…

さすが田中先生。

普通には行かない。

 

昔、宮部みゆきさんの

「龍は眠る」

という小説を読みました。

この小説はエスパーの男の子の話なんですが、

能力を使うとすごく体力を使うんです。

また同時期に

エスパーの話を読んだんですが

(作者と本の名前忘れた!)

これは男性の書いた小説で

エスパーの家政婦さんの話で

ずっと能力は使えるし、

その技によって生活をしている人でした。

 

これは持論というか…なのですが

キャラ設定の時に

女性は特別な能力があることは

代償が伴うという考え方をする。

男性はその能力をいかにして

世の中のために使うか、という事を重視する。

という男女間の差があるんだな、と思ってるんです。

 

でも田中先生は男性。

夫曰く

「すごいリアリストだよね」

まさにそうですよね。

 

いくら正論を言っても

その人の考えは世の中に浸透しなかったりするし、

だからといってラウドルップのように

独裁者もいつかは終わりがくる。

しかもそれは予期せぬ時に…。

 

どうなってるんだ

田中先生の頭は…。

 

 

この漫画、なぜか五巻という短さなのですが…!

もっと続いて欲しかった!!!!

 

オススメなのでゼヒ!!!