日本人の「どうにかしちゃう」精神は良くない

こんにちは。

Mónicaです。

 

昨日安倍首相が会見をしました。

辞任をするとの事での会見でしたね。

 

会見後半、

ジャーナリストの江川紹子さんの質問が

「IT後進国のなってしまった原因を教えて下さい」

との事でした。

 

あーそっか。

日本はIT後進国なのか…

と再確認。

 

未だにファックスが使われてる国って珍しいらしい。

そして今話題となっている「印鑑」

印鑑をもらいにいくだけのために

往復2時間以上かけて出社している友人もいます。

シャチハタなんて近所のお店でも買えるし

何なら百均でも売ってたりするのにね…。

 

私はデジタルの事とかど素人なのであまり分かりませんが…

もう少しIT化が進んでいたら

今の新型コロナウィルスでの自治体の対応とか

もっと楽になってたんじゃないの?とも思います。

何でも紙媒体が多すぎる。

 

そしてなぜか欧州に比べてコロナの患者数が少ない日本。

最近はPCR検査もできるようになってきているそうなので

その数を信じるとしてね。

 

なぜ少ないのか分からない。

「たまたま」少ないだけなのか。

それとも元々「キレイ好き」の日本人だからか…?

それにしても分からない。

 

このIT後進国の問題と

コロナの感染者数が少ない事。

 

「日本は何だかんだでうまくやってしまう」

 

というのを感じてしまいます。

これはいい意味ではなく

悪い意味です。

 

ITの問題にしても

「アナログ作業で何とかしてしまう」

をしちゃう。

それによってスタッフさんに負担がかかり

体調を崩してしまう。

そしてそういうお仕事に限って安月給だったりする。

 

コロナも

何だか分からないけど対策うまくいってるんじゃね?

と軽視してしまう。

でも理由が分からなければ

いつ爆発的な感染が起きてもおかしくないし

対策も練られない。

 

前職では職人業でしたので

締切は絶対でした。

けどプロデューサーから資料などをもらえるのが遅かったり

情報がなさすぎる状況でも

私たちは締切に間に合わせていました。

そういう事が続くとプロデューサーたちは

「じゃあこの前のタイミングで資料渡しても

間に合うんじゃね?」

となり、末端に負担がかかります…。

 

それに何か問題が起きた時の対応は素早くやるのに

問題が起こらないようにする対策の方は全然やりませんでした。

 

そういう悪しき風習が明らかになっているんだと思います。

 

今はいいかもしれません。

いや、良くない。

現場のみなさんはもう限界にきてます。

 

今まで現場の人間が声をあげてこなかったのも良くありません。

でも声をあげてても揉み消されたかもしれませんね…。

 

でも今ちゃんと対策をしておかないと

アフターコロナでひどい目に合うと思います。