UKIYO-E2020で江戸初期の浮世絵に感動した話
こんにちは。
Mónicaです。
先日西洋美術館に行ってきましたが
monica-la-colorista.hatenablog.com
その日に東京都美術館にも行って参りました。
浮世絵を描かせてもらっている身としては
勉強のために行かないと!!!
私は国芳が大好き…
いや尊敬しているので
その時代の浮世絵が大好きなんです。
だいたい1800年代ですね。
国芳、三代目豊国、英山、英泉とか…
多色摺が主流の頃ですね。
なので浮世絵初期の
まだ摺りの技術がまだ発展途上だった
紅摺絵などの浮世絵は興味がなかったんです。
「そんなに色も好きじゃないし…
線も少し幼稚な印象あるしなぁ…」
と思っていたのですが!
そんな事ない!!!
確かに色は多色摺に比べれば発色は劣るかもしれませんが
でも着物の模様はキレイに描かれてるし
単色だからこそ想像力を沸きたてられるというか…
「えっ!こんな色気のある絵がこの時代にいっぱいあったのか!」
と今更ながら感動しました。
線も少ない線で
ウェストなどかかれてると
その時代に人気だったであろう
華奢なラインが際立ってる…!
なので今回は再発見ができた展覧会でした!
一つだけ要望を書かせて頂くと…
図録が重い…
表紙と裏表紙に厚紙?みたいなのが張られてて
これで特別感?は出るのかもしれませんが
図録の絵も小さく掲載されているものが多くて…
もしこの厚紙分、ページにしたら
絵をもっと大きく掲載してもらった方がありがたいなぁ
と思ってしまいました。
我が家の本棚もういっぱいなのよ…(´;ω;`)
でも!
今回の展示は日本の所蔵作品だけで
でも摺りがキレイなものがたくさんありました!
綺麗な摺りの浮世絵って海外の美術館が持っているイメージだったけど
日本も負けてない!!
9月中旬までなので
ご興味のある方は上野へ!GOGO!